ストレス


ストレス

ストレスとは、われわれの脳に加わる様々な刺激のことであります。

それには、外的ストレス、内的ストレスがあります。

外的ストレスの代表的なものとしては、痛い、暑い、寒い、うるさい、まぶしい、臭い、まずいなど五感に関するものや、環境(不景気、将来への不安など)によるものがある。

内的ストレスの代表的なものとして私は、”歯のかみ合わせ異常”が考えられると思います。


内的ストレス

我々に降りかかるストレスは、常に自分自身の大脳皮質(または脳)で情報処理します。
それの活動分布は、以下の図に表されています。

大脳皮質の情報処理分布

この中で聴覚、視覚、皮膚感覚などは、入力の情報処理でありまして大脳皮質には、それほど負荷はかかりません。

ところが、筋肉運動は、単純な脳活動と思われがちであるが、脳の出力活動であるため、前者に比べて多大の負荷がかかります。

そして、筋肉運動は、脳活動の中でも、何よりも優先されてしまいます。

ここが問題で、筋肉の不安定(特に咬み合わせの不安定)は、ストレッサーとしてはたらきます。

ペンフィールドのマップ

上の図は、大脳皮質の筋肉運動をつかさっどている領域の支配領域を示しています。

ここで注目していただきたい点は、口および舌に非常に多くの脳細胞が使われていることであります

かみ合わせが不安定であると、常にこの多くの部分の運動領域の脳細胞をつかうこととなり、これが、非常なストレスとなります。

当クリニックでは、マウスピース着用の多くの患者様からストレスが、以前に比べて少なくなったと喜ばれています。

また、総入れ歯、部分入れ歯の患者様も、生理学的アプローチによるかみ合わせの改善により同様の結果がでています

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