睡眠時無呼吸症候群


睡眠時無呼吸症候群

まず始めに理解しておいていただきたいのは、なぜ睡眠が、必要、重要なのかであります。

睡眠は、脳(大脳皮質)を休める行為であります。

歯の咬み合わせが悪いと、睡眠中に咬み合わせを安定させようとして大脳皮質の運動領域の咀嚼筋の活動が起こり(歯軋り、食いしばり等を引き起こし)、熟睡(大脳皮質の休息)を妨げることとなります。

また、肥満、不規則な生活による慢性疲労、深酒などによって口腔内の筋肉の緊張低下により舌根が気管のほうに落ち込む(重力の法則)ことにより、気道の通路が狭くなりいびきが生じます。さらに進行すると舌根が気道を完全に封鎖するようになり、無呼吸状態が生じます。

この無呼吸が、慢性化、習慣化いたしますと高血圧、循環器障害(心不全、心筋梗塞)、脳血管障害を引き起こす可能性が高いと近頃多くの医療機関から報告されています。

今年度の保険改定(2004年4月)により、医科の診断のもとに、スリープスプリント(マウスピース)を装着できるよう医療システムを立ち上げております。

遠方からの患者さまにも
十分対応可能であります。

当クリニックでは、マウスピース着用の多くの患者様から、睡眠が、以前に比べて非常によくなったと喜ばれています。

また
肥満にも効果がでています。

それは、マウスピース着用により
ストレス軽減がはかられダイエットの効果が出ているものと思われます。

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